こんにちは司祭です。”美波瑠のはじめて”という作品の読後感等を認めさせていただきます。
このお話の主人公の美波瑠ちゃんは女の子にモテる女の子といった感じで、非常にクールな性格をしています。こういった透かしたクール系の美女が雌堕ちするのもまた一興ですなぁ。しかもこの娘、初めてなのにもかかわらず、膀胱の大きさに疑問を抱くほどの潮を高頻度かつ高品質に吹くものですから、万年チェリーボーイの私でもリアリティが無いと思ってしまいます。ですが漫画において非現実なことは悪いことではありませんよ。現実ではできないことをするのがフィクションの醍醐味ではありませんか(^^)実際、潮吹きは中出しと同じぐらいのイキポジのためいくらあっても困るものではありませんので。
ふぅ
この作品は下記のURLから飛んでもらえばわかると思うが、正直サンプルでも抜ける。これはもはやサンプルとして購買意欲を誘うというよりも、いわば作品の要約のようになっていて美味しい部分を無料でも見れる。だがこの作品の真の良さはエロだけではないということだ。普通の同人誌であれば、性行為という目標のために強引に物語を持って行くが、この本のゴールまでの運び方は非常に自然である。というのも私が小学生であった頃、まだ人権があった頃。私は男子にしては華奢であり可愛らしいルックスをしていて、今では考えられないが周りにもてはやされることもあった。だが当時の私は男なのに女のように扱われるのが気持ち悪くコンプレックスであった。そこで私は自分を男であると自認しようするため、エロへとのめり込んでいった。そこから私の性への欲求が加速していったのだ。だから女子にだけモテている美波瑠が男を求めたのも理解できるのである。例外なく世界中の人々は男性と女性のいずれかとして生まれてくる(それは身体的にでも精神的なことでも構わないが)。とにかく自分には自覚するいずれかの性がある。だがそれが脅かされれば今までの自己形成してきたものを根底から覆すパラダイムシフトがおこってしまう。そのため私や美波瑠は無意識に外界からの刺激をシャットアウトでき、性自認を手っ取り早くできるエロというものに走ったのであろう。近年LGBTが話題となっているが実はそれには続きがありLGBTQと言われている。Qとはクエッションの頭文字をとったものであり性自認をできていない人のことを指す。なるほど、これが社会問題となる理由もわかる。自分の性別が分からないということは基礎中の基礎のアイデンティティがその人には無いことになる。思春期の自己形成ができていないままで、ストレスがかかるということの辛さをすべて理解しきっているわけではないがただ一つ、社会が考えているよりもそれはきっと苦しくそして孤独なものなのだろう。
話がそれてしまったがまとめるとこの作品はサンプルの通りエロの部分も申し分なくそれ以外の部分も自然であるため美波瑠の膀胱以外は違和感無く抜ける作品であると感じた。
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